第63回日本臨床細胞学会総会(春期大会)

会長挨拶

第63回日本臨床細胞学会総会(春期大会)会長 岡本 愛光

Rapidly Advancing Cytology :
Harmonizing Current Standards
and New Technologies

第63回日本臨床細胞学会総会(春期大会)
会 長

岡本 愛光

東京慈恵会医科大学 産婦人科学講座 主任教授

第63回日本臨床細胞学会総会(春期大会)は、本邦における新型感染症の拡大状況やその他の社会的情勢を踏まえ、充実した内容でありながら会員の皆様が安心して参加出来るような形式で行うことを旨とし、Webの利点とface to faceの利点を最大限に取り入れた新時代の開催形式で、準備を進めております。現地開催・Web開催(オンデマンド配信)に加え、すべてのシンポジウム・ワークショップを現地会場からライブ配信いたします。

大会のメインテーマは「Rapidly Advancing Cytology: Harmonizing Current Standards and New Technologies」といたしました。ゲノム診療時代における細胞診のあり方を検討し、分子細胞学的研究、AI、細胞の自動診断などの新しいテクノロジーの導入、また医療技術の発展に伴った機器の革命などによる新しい細胞診断法などの最新技術を、現在の細胞診と調和・融合(Harmonization)させ発展(Advance)させるきっかけとなるような学術講演会にしたいと考えております。

プログラム構成では、特別講演として、国立成育医療研究センター研究所所長の梅澤明弘先生に「細胞治療・再生医療」のテーマで、また川崎市健康安全研究所所長の岡部信彦先生に「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)—これまで、そしてこれから—」のテーマでご講演をいただきます。また海外からは、British Columbia Cancer Research Centre, Canada の David G Huntsman先生、National University Cancer Institute, SingaporeのDavid SP Tan先生、Lariboisière Hospital, FrenchのPhilippe Vielh先生を招請し、世界の最先端の知見をお話しいただきます。シンポジウムやワークショップなどその他のプログラムについても、「New Technologies」をキーワードに、幅広い分野での充実した内容となっております。

ぜひ全国の多数の会員の皆様のご参加を、心よりお待ちしております。

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